7月31日(土)は天気に恵まれ快晴のなか、岩屋の田ノ代海岸で、子どもたちにふるさとの海や魚とふれあってもらおうと、岩屋漁協青年部の皆さんと一緒に地引網体験を開催しました。
 子どもたちを中心に海岸清掃のあと、魚を上げてくる水槽の準備を済ませ、いよいよはるか沖まで届いている網をみんなで引き揚げます。鯛やウマヅラ、わずかにタコなど網からつかみとり、一旦氷水の張った水槽に運び入れて氷締めしたあと、それぞれが魚を持ち帰りました。参加した4歳の男の子はじいちゃんとばあちゃんに、誇らしげに持ち帰った鯛を見せて、その日の晩は話題もおかずも増えたそうです。
 この企画は毎年、漁協青年部と社会福祉協議会が、共同募金を活用して実施しています。自分たちが子どもの頃の楽しかった経験を今の子たちにもという思いと、当時も準備してくれていた大人たちの年齢に自分もなってきて、改めて分かった当時の大人たちへの感謝の気持ち、どちらもつないでいきたいのだと話す漁協青年部の方の思いに賛同して行われています。
 いつの時代も、どんな時代も、大切にしたいつながりや縁が地域には巡っていることを感じました。いろんなことの統廃合が進み、縮小したり、なくなっていくこともある時代の流れであっても、大切にしたい地域の風物詩。そんな岩屋の風景の一つになったらいいなぁと思いました。