共生循環型地域社会づくり 淡路市社会福祉協議会

赤い羽根共同募金

 「赤い羽根共同募金」は共同募金の愛称です。 

1947(昭和22)年、第1回目の共同募金が全国的に展開されました。第1回目の配分は、児童保護や育児事業などに重点がおかれ、民間の社会福祉施設や同胞援護会などの福祉団体や、生活に困っている人たちの支援に生かされました。その背景には、戦禍による打撃がありました。戦前6,700余あった民間の社会福祉施設は、戦災などで3,000余に減少し、施設の運営は物価の高騰などで非常に苦しいものでした。このため、戦前の建物や旧兵舎のバラックなどで間に合わせた施設は、その後どうしても修理や改善が必要になり、共同募金はこれらの施設整備・復旧に大きな役割を果たしました。

その後50年以上が経過し、共同募金運動は日本の社会福祉ニーズの歴史とともに変化してきました。現在、共同募金は国内の社会福祉の基本法である社会福祉法に規定されていますが、その中で「地域福祉の推進を目的とする募金運動」として位置づけられています。各都道府県内で、地域福祉活動を行うボランティア団体・グループや、社会福祉協議会、社会福祉施設などの支援のために役立てられています。

毎年10月から12月までの3ヶ月間、都道府県ごとに募金運動が展開され、災害時などの例外を除き、集まった寄付金は各都道府県内で使い途が決められます。具体的には、地域福祉活動を行うための資金ニーズがある団体・グループや社会福祉協議会、社会福祉施設などからの助成申請を受け付け、都道府県内の寄付者代表や有識者の方々によって構成される配分委員会において助成先や助成金額が決められています。

お預かりしました赤い羽根共同募金は、淡路市内で来年度実施の高齢者ふれあいサロンや障がい者自立体験事業、子育て支援事業、地域の見守り活動支援などの地域福祉活動費として大切に活用させていただく予定です。なお、一部は兵庫県共同募金会において大規模災害に備えて積み立てられ、緊急時の被災地支援にも役立てられます。

 淡路市内の共同募金の考え方 

赤い羽根の共同募金活動は、まちの人のやさしい気持ちを集める活動です。淡路市のまちのみんなで集めた募金は、私たちのまち“淡路市”の住民がこのまちで住みよくなる活動に使われています。


令和4年度募金のつかいみち

 令和4年度募金額内訳  

赤い羽根の共同募金活動は、まちの人のやさしい気持ちを集める活動です。淡路市のまちのみんなで集めた募金は、私たちのまち“淡路市”の住民がこのまちで住みよくなる活動に使われています。

津名地域 岩屋地域 北淡地域 一宮地域 東浦地域 本部 合 計
戸別募金 1,478,902 708,621 1,125,307 1,059,800 999,193 5,371,823
街頭募金 7,443 2,185 11,163 18,760 14,984 13,607 68,142
法人募金 365,000 382,454 244,000 227,000 362,500 124,454 1,705,408
学校募金 39,398 14,588 9,913 13,072 16,937 93,908
職域募金 114,080 38,244 32,186 86,078 32,374 74,136 377,098
イベント募金 21,936 4,617 730 13,360 31,606 72,249
その他募金 20,540 3,547 33,632 6,212 12,744 33,794 110,499
合  計 2,047,299 1,154,256 1,456,931 1,424,282 1,470,368 245,991 7,799,127

 募金百貨店プロジェクト  

令和2年3月より募金百貨店プロジェクト“みんなの気持ちがぐ~るぐるプロジェクト”を始めています。

参加店と一緒に「募金付き商品」を企画し、売上の一部が募金となることで、地域のためになる商品をアピールしながら地域貢献活動ができます。消費者にとっても、普段のお買い物が地域支援につながり、新しい寄付のカタチで地域の福祉活動が充実します。

募金百貨店プロジェクトの店舗はこちら 

 ガチャガチャ募金に新作グッズ登場!  

令和3年からサンシャインホール内(東浦)に設置している赤い羽根ガチャガチャ募金に、新しい缶バッジやマグネットが登場しています。なぎくんなみちゃん、コロナに負けない!あわ神など、カラフルなデザインが全部で15種類!ガチャガチャ募金にもご協力よろしくお願いします。